改築 京田辺の家
リフォームのポイント
- 間取りの変更
もとの間取りはトイレがダイニングキッチンから離れた場所にあり、日常的にトイレを利用するには不便でした。そのため、以前は洗面台があった場所にトイレを設け、洗面脱衣所のスペースをダイニング側に移動しました。 - 断熱性能の向上
冬になると床は冷たく、隙間風が入ってきて底冷えのする寒さだったダイニングキッチン。
根本的に断熱性能を改善するため、表面の仕上げを変更するだけでなく下地ごと解体して、床・壁・天井の断熱材を新しくした上でペアガラスのサッシに入替えました。 - 住宅設備の更新
古くなったキッチン・風呂・洗面・トイレを新しくしました。
また、それぞれの給排水管も鉄管のサビや陶管の破損などの劣化が激しかったため、すべて新しい配管に交換し、安心して暮らせるようになりました。
工事前と完成後の写真
■ダイニングキッチン
部屋が暗くなる原因だった食器棚を撤去して、洗面所をダイニング側に移動しました。
寒い隙間風の原因となっていた勝手口は、土間をなくし採風式の勝手口ドアに入替えました。
その勝手口の上にはエアコンを設置できるスペースを設け、効率的に冷暖房を行えるようにしました。
部屋の中心にある無垢の桧の柱がアクセントになっています。
■キッチン
古くなったキッチンを最新式のIHシステムキッチンにしました。快適できれいなキッチンで気持ちよく料理していただけます。
窓のサイズは以前より小さいサイズになっていますが、淡い色の壁紙や床板にしたことで明るい部屋になっています。
また、昔のままの格子戸が新しい部屋になつかしさや温かさをもたらしてくれます。
■居室
もとは畳敷きだった和室を生活スタイルに合わせて洋室へリフォームしました。
洋室にすることで部屋の印象が明るくなり、掃除のしやすい使い勝手の良い部屋になりました。
■洗面所・トイレ
普段生活するダイニングの近くにトイレが欲しいというご要望があり、新しいトイレは以前洗面台があった場所に作りました。
それに合わせて洗面所をダイニング側に拡張しています。
■浴室
在来の浴室を使い勝手の良いシステムバスに交換しました。
冬の寒さがひどかった浴室のリフォームも、今回施主様が重要視されていた部分です。
古い浴室はただ寒いだけでなく、お風呂へお湯を送っていた銅管の一部が腐食して水漏れした箇所があり、そのまま生活するには不安がありました。
そのためシステムバスに交換したうえで暖房乾燥機を設置して、冬でも温かいお風呂を楽しむことが出来ます。
施工概要
- 構造・工法
- 木造2階建
- 施工面積
- 約 11.0坪 (約36.5m2)
- 断熱
- 床下:クリアUボード
壁・天井:グラスウール
- 床
- フローリング
- 壁
- 壁紙
- 天井
- 壁紙
- 開口部
- 三協立山アルミ マディオP
- 建具
- Panasonicベリティス
- キッチン
- クリナップ ラクエラW2400
- 浴室
- PanasonicAWEソシエV W1216 暖房乾燥機 定量止水水栓
- 施工費(税込)
- 建物本体:630万円
屋外工事:32万円
- 工期
- 3ヶ月
間取りの変更
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