琵琶湖を見下ろす丘に建つ家

[計画] 打ち合わせを重ねるうちに、家への想いが形となって現れてきました。

シラス(火山灰)と桧板柿渋塗りの外観

シラス(火山灰)と桧板柿渋塗りの外観

私たちの建築のイメージは、和風でもなく、ワイルドなロッジ風でもないという、はっきりした誰にでも分かるようなスタイルではありませんでした。今振り返ると、打ち合わせによりどんどん自分の中の想いが形となっていった感じです。

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[施工] 木組みの美しさに見とれて、充実感に浸っていた棟上

家が建つ前に、使われる木材をみる機会を得て、材木屋さんへ見に行きました。「これがあそこに、これはここに」と説明を聞いていると、家作りをしているという実感がわいてきたのを覚えています。棟上は11月中旬でした。きれいに澄み渡った青空に木が組まれていきました。全体の形も現れて、これが自分の家だなあと思うと、何ともいえない充実感に浸されていました。

材木屋さんを訪れて

材木屋さんを訪れて

家の形があらわれて

家の形があらわれて

[入居] 自然の木に包まれてここちよさを感じています

完成するころリビングの吹き抜けの上にプロペラファンをつけました。夏の暑さは、このプロペラファンと、風が通り抜けるように考えられた窓で、それほど暑くありません。冬の寒さに関しては、当初ストーブを入れようかと思っていたのですが、LDKの床暖房で十分でした。

無垢の木を使うことによるキズやヨゴレを気にしていたのですが、キズやヨゴレがついても最近はそんなに気にならなくなりました。それよりもたくさんの木に包まれたここちよさを感じています。

間取りは将来変えやすいようにあまり区切らず広々としています。それが良かったのか、明るく広くて快適です。家で過ごす時間が長くなりました。

木がいっぱいのリビング吹き抜け天井

木がいっぱいのリビング吹き抜け天井

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